おすすめヨーグルトメーカー:コスパ最強のアイテムはこれだ!【アイリスオーヤマ IWM-012】

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ヨーグルトメーカーで自作ヨーグルトにチャレンジする人も増えてきました。
僕もMyヨーグルトメーカーで自作ヨーグルトナチュラルチーズなどを作って食べています。
低温殺菌牛乳と乳酸菌で作るモッツァレラチーズも美味しいですよ!

さて、ヨーグルトメーカーもいろんな商品が発売されており、どれを買えば良いか迷いますね…
今日は、僕が愛用しているコスパ最強のヨーグルトメーカーを紹介します。
競合品との値段やスペックも比較!
満足できるヨーグルトメーカーが見つけましょう!

 

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アイリスオーヤマの『ヨーグルトメーカー IWM-012』が結論!

基本スペック

僕が愛用しているのが、アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーIYM-012です!
これでヨーグルトメーカーは3機目ですが、使い勝手は一番!

ヨーグルトメーカーの価格帯は2,000〜10,000円超と幅広いですが、アイリスオーヤマは低価格帯のアイテムを展開しています。
高くても4,000円弱ととてもリーズナブル。しかも高性能!

ヨーグルトメーカーIYM-012は、必要な機能、アイテムが全て揃っているのにも関わらずこの価格。
正直、他のヨーグルトメーカーを買う必要が無いんですよね…。

まずは、アイリスオーヤマ IYM-012のスペックをまとめました!
より安価なIYM-011も併記しておきます。

品番IYM-012
IYM-011
値段※約3,900円約2,300円
サイズ mm147-147-280
重量 g760650g
電源50/60Hz 100V
消費電力30W
容量500mL〜1L
牛乳パック
800mL専用容器も使用可
500mL〜1L
牛乳パックのみ
タイマー1〜48hなし(12h自動切)
温度調整25〜65℃27℃、40℃のみ
付属アイテムスプーン
牛乳パック留め
専用発酵容器
水切りカップ
スプーン
牛乳パック留め

※値段はAmazonでの平均価格

ほぼ同じさいずですが、機能に大きな差がありますね。
低スペック版のIYM-011だと、温度調整が2点のみです。
27℃はカスピ海ヨーグルト用、40℃は通常のヨーグルト用。タイマーも設定できません。
とりあえずIYM-011はとりあえずヨーグルトが出来ればなんでも良い!という人向けですね。

今回オススメしているIYM-012は、1℃毎に温度調整できることに加え、タイマーも48時間まで設定可能です。
条件をこまかく調整できるため、自分好みのヨーグルトを自作できますね!!
温度調整の幅も25〜65℃と広く、甘酒納豆ナチュラルチーズも作れます。嬉しいレシピ付き!

ヨーグルトメーカーのグレードを決める比較項目は、温度調整の有無・タイマーの有無・付属アイテムです。
そして、アイリスオーヤマ IYM-012にはこれらが全部揃っています。

値段は低価格&機能は全部そろっている『コスパ最強のヨーグルトメーカー』というわけです。

 

みるおか
褒めすぎ?なので次章で注意点も解説します。
でも調べれば調べるほど、他のヨーグルトメーカーを買う意味がわからなくなりますよ…

 

外観と使用レビュー!

開封するとこんな感じ!

本体にスプーン、ギリシャヨーグルト用の水切りフィルターが付いています。
発酵容器(800mL)も付いていますが、牛乳パックをそのまま本体にセットできるのであまり使いませんね。

 

使い方はとても簡単!

±で温度と時間を設定して、電源ボタンを押すだけ!
”℃/時間”のボタンで切り替えられますが、起動後に再設定するには一度電源をオフにしないといけません。

写真のように、付属の牛乳パック留めを本体にセットして待つだけ!
この留め具は少しユルいので、気になる人はしっかりしたものを買いましょう。

 

特に欠点はありませんが、注意点としては、容器(牛乳カップ)と本体の間にスキマができることですかね。
これはどのヨーグルトメーカーも同じですが、空気は熱が伝わりにくいため、スキマが開くと温度が上がりにくくなります

 

買ってきた牛乳の温度を測ってみました。

冷たい牛乳を使って発酵を開始すると、牛乳が設定温度になるまで時間がかかります。
1Lの牛乳パックにスターターのヨーグルトを入れ手からの乳温変化はこんな感じでした。

この時は、ヨーグルトメーカーを42℃に設定していたのですが、設定温度に達するまで3時間かかっていますね…!
ちなみに、専用容器は円柱型のため、牛乳パックよりもスキマが大きくなります。
熱伝導が悪くなるため、さらに時間がかかります。

そのため、僕はヨーグルトメーカーを使用する時は、種類に限らず、牛乳の予備加熱をおすすめしています。
牛乳パックを開封する前に加温しておき、人肌くらいに温かくなってきたところでスターターを添加すると、期待通りに発酵してくれますよ!(^^)

ふつうのヨーグルトは約40℃で、カスピ海ヨーグルトは約25℃で発酵させます。
設定温度ではなく、”実温”を意識しましょう!

設定温度に達したあとは±1℃で維持できました!
温度制御の精度は合格点ですね!

 

1Lの牛乳にダノンビオを丸々添加し、8時間放置しました。
冷たい牛乳でスタートしたので、実際の発酵時間は5時間程度でしょうか。
今回のヨーグルトはかなりトロみが強いですね。ダノンっぽい舌ざわりです!

pHは4.8と高めです。ヨーグルトとしては少し酸味が弱めでしょうか。
酸っぱい味が好みなら、もう少し放置してpH4.2〜4.5あたりを目指しましょう。

ヨーグルトメーカーや乳酸菌についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事もオススメです。

ヨーグルトメーカーの使い方と注意点を食品研究者が解説してみる

 

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競合商品とのスペック比較

ヨーグルトファクトリー premium TKSM-016(トープラン)とのスペック比較

こちらは最安スペック同士の比較となります。

アイリスオーヤマの最安アイテムはIYM-011です。
温度調整とタイマー設定はできませんが、ヨーグルトを作るだけなら問題ありません。

これと同等スペックで人気のヨーグルトメーカーはトープランヨーグルトファクトリーTKSM−016でしょうか。

品番アイリス
IYM-011
トープラン
TKSM-016
値段約2,300円約2,300円
サイズ mm147-147-280138-130-275
重量 g650g550g
電源50/60Hz 100V
消費電力30W
容量500mL〜1L
牛乳パックのみ
タイマーなし
(12h自動切)
なし
(8h自動切)
温度調整27℃、40℃のみ25℃、40℃のみ
付属アイテムスプーン
牛乳パック留め
軽量カップ

両者ともに牛乳パック専用で、温度はプレーンヨーグルト用と、カスピ海ヨーグルト用の2点調整のみ。
ほとんど性能に差はありませんね。

トープランの方が少しコンパクトですが、牛乳パックのフタは別売りです。

アイリスオーヤマは牛乳パック用のキャップが付属しています。
付属の長い専用スプーンは、1Lの牛乳を混ぜるのに役立ちますね。
僅差でIYM-011に軍配!

みるおか
2000円ちょっとプラスになりますが、IYM-012なら機能が大きくグレードアップします。ずっと使うならコチラをオススメしたいところ。

 

多機能高品質!?の高価格ヨーグルトメーカーとのスペック比較…

次は高価格帯のヨーグルトメーカーで比較しましょう。

高価格帯(6,000円〜12,000円)のヨーグルトメーカーは、タイガー魔法瓶やタニカ電器などから販売されています。

タニカ電器ヨーグルティアは高価格帯で人気のヨーグルトメーカーです。
以前、微生物学のオフ会で『世界中の発酵食品を食べるオフ』というのがあったのですが、そこで知り合ったヨーグルトオタクはこのヨーグルティアを愛用していました。
曰く『ヨーグルトメーカーではなく、”発酵食品メーカー”』とのこと…

スペックだけ見れば、特別アイリスオーヤマ IYM-012より優れているわけではありません。
違いはサイズ感でしょう。

ヨーグルティアは甘酒や味噌などの発酵食品が作りやすいよう、本体がワイドな作りになっています。温度調整も70℃まで可能ですね。
そのかわり、牛乳パックはセットできず、専用の容器を使用します。

確かに、ヨーグルトも作れる発酵食品メーカーという方が正しいでしょう。
ヨーグルトだけではなく、甘酒やみそ、しょうゆなど自家製の発酵食品にチャレンジしたい!という人向けですね。

自家製ヨーグルトしか作らないなら、タニカのヨーグルトメーカーだとオーバースペックですね。
自分の好みに合わせて選びましょう!

 

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おわりに

  • ヨーグルトメーカーとしてならアイリスオーヤマ IYM-012がコスパ最強!
  • そこまで性能を求めないなら、アイリスオーヤマ IYM-011トープラン ヨーグルトファクトリーがリーズナブル。
  • ヨーグルト以外の発酵食品にも広く挑戦したいなら、タニカ電器 ヨーグルティアなどよりハイスペックのものを。

これが結論。

近年の発酵食品ブーム、ヨーグルトブームに乗って、自作ヨーグルトにチャレンジする人も増えてきました。
ヨーグルトは温度やスターター、原料の牛乳によって味が変わる面白い発酵食品です。

ぜひチャレンジしてみてください!