OIKOS(オイコス)全種類食べ比べてみた:脂肪ゼロのヘルシーなギリシャヨーグルトだよ

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ここ最近ギリシャヨーグルトの人気が急上昇中です!
水切り製法によって水分を抜き、乳成分を高めた濃厚な舌触りが特徴のヨーグルトですね。
贅沢品のデザートとして買っている人が多く、他のヨーグルトより少しハードルが高いでしょうか。ヘルシーというイメージが強い一般的なヨーグルトとは、対極にあるかもしれません。

さて、この濃厚でぜいたく品?のギリシャヨーグルトに、脂肪ゼロのラインナップがあることを知っていますか?
今日は、ダノンジャパンから発売されているヘルシーなのに食べ応えがあるギリシャヨーグルト『OIKOS(オイコス)』を食べ比べていきます!

食レポから成分表示まで解説していきますので、ヨーグルト好きの方は是非参考にしてください。

(新商品発売ごとに随時追記していきます)

 

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オイコスの基本情報

オイコス|ダノンジャパン

オイコスはダノンビオで有名なダノンジャパンから発売されているギリシャヨーグルトです。
キャッチフレーズは『新・間食ヨーグルト』
健康的な間食を目指した商品です!

世界の食品・飲料業界ランキングトップ100(2017年) – たぱぞうの米国株投資

こちらの記事でも掲載されていますが、ダノンは乳製品メーカーとしてだけではなく、世界でもトップクラスの食品メーカーです。
(ダノンに入社したい人生だった…)

オイコスも世界中で発売されており、日本ではコストコなどで発売されてから全国に広がりました。今では全国のコンビニやスーパー、百貨店などで発売されていますが、全フレーバーを手に入れたいならヨーグルトの棚が大きい百貨店などに行きましょう。僕は近所のイオンで手に入れました!

それでは、成分表示を見ながら、オイコスの特徴について少し解説しましょう。

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成分表示からわかるOIKOSの作り方

オイコス 脂肪ゼロ
プレーン・砂糖不使用
内容量110g
原材料乳製品
エネルギー69kcal
タンパク質11.7g
脂質0g
炭水化物5.1g

オイコスのエネルギーは110gで69kcalとなっています。

ちなみにパルテノプレーン(無糖)は100gで100kcal…
熱量が高い脂肪分がカットされているので、1gあたりだとパルテノよりもカロリーが約4割低いですね。

さて、成分を見てみると…最も多く含まれるのが『乳製品』です。
乳製品とは…というと、

クリーム、バター、バターオイル、チーズ、濃縮ホエイ、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、濃縮乳、脱脂濃縮乳、無糖練乳、無糖脱脂練乳、加糖脱脂練乳、全粉乳、脱脂粉乳、クリームパウダー、ホエイパウダー、タンパク質濃縮ホエイパウダー、バターミルクパウダー、加糖練乳、調整練乳、発酵乳

これらが該当します!

牛乳由来の加工品がほぼ全て含まれるわけですが、基本的には脱脂粉乳かクリームのどちらかと考えてOKです。

脱脂粉乳は、牛乳から脂肪分を抜いて粉にしたものです。
反対に、クリームは抜かれた脂肪分のこと。

ヨーグルトやアイスを作るとき、脂肪を高めたいときはクリームを、脂肪を高めずに他の乳成分だけ高めたいときは脱脂粉乳を使います。まれに粉にしていない脱脂濃縮乳が使われることがありますが、保存性が悪い(腐りやすい)のでまず使われません。

オイコスは脂肪ゼロ*1のヨーグルトなので、脱脂粉乳(+増粘剤、酸味料)を水に溶かしてから乳酸菌で発酵させたヨーグルトというわけですね!
さらに発酵後に乳清を切って濃縮します。

炭水化物量は注意しないといけませんが、高タンパクで脂肪ゼロなので、筋トレ好きダイエット中の方は喜ぶでしょうね。

それでは、定番フレーバー5種類と期間限定フレーバーを一気に食べていきます!

 

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オイコス定番フレーバー試食レビュー

採点チャートの数字は評価の良し悪しではなく、特徴の強弱を示しています。

オイコス 脂肪ゼロ プレーン・加糖

オイコス 脂肪ゼロプレーン加糖
内容量110g
原材料乳製品、砂糖
増粘剤(加工でんぷん、
増粘多糖類)、酸味料
エネルギー90kcal
タンパク質9.7g
脂質0g
炭水化物12.2g

まずはオイコスプレーンタイプの加糖バージョンです。
カロリーは無糖よりも高いものの、加糖タイプにも関わらずパルテノ無糖(100kcal/100g)よりもカロリーが低くなっています。

真っ白で重い感覚が印象的…この点はパルテノに近いですね。
食べた後の評価はこんな感じ!

かなり食べ応えがあるものの、濃厚感は満点とはいかず…。
脂肪ゼロの分、後味がすっきりしていてコクが少なくギリシャヨーグルトとしてはかなり軽い食感です。
とはいえ、クリーミーで重みのあるヨーグルトが口いっぱいに広がり、パルテノでは重すぎる人にはおすすめできます。

甘みと酸味のバランスは良く、非常に食べやすい風味!
乳固形分が高い乳製品に見られるわずかな塩味を感じますが、かなり舌が敏感な人でなければ気にならないでしょう。

『ギリシャヨーグルトといえば』な写真の通り、スプーンを逆さにしても中々落ちないタフなボディは健在。
『ヘルシーにギリシャヨーグルトを食べたい』というワガママな層に刺さる味ですねw

オイコス 脂肪ゼロ ストロベリー

オイコス 脂肪ゼロ ストロベリー
内容量110g
原材料乳製品、ストロベリー果肉、砂糖
増粘剤(加工でんぷん、増粘多糖類)
香料、酸味料
着色料(紅麹、アントシアニン)
クエン酸カルシウム
エネルギー92kcal
タンパク質9.6g
脂質0g
炭水化物12.9g

オイコスもベリー系フレーバーを中心にフルーツ入りのヨーグルトを展開しています!

フタを開けると一見普通のヨーグルトですが、底の方にフルーツソースが溜まっています。
しっかりとかき混ぜてからいただきましょう!

ストロベリー味の特徴は写真にもある通り果肉がしっかりと入っていること。
ソース入りのヨーグルトでは珍しいタイプです。いちご好きにはたまらないかも!

ストロベリー果肉の食感も良いし、甘すぎない味作りもナイス!
ヘルシーなのに贅沢感があるのはオイコスのコンセプトにがっちり合いますね!

脂肪が少く、コクが少ないことが逆にフルーツ系のフレーバーを引き立てている印象です。口に残らないヨーグルトの風味もストロベリーに合っています。
オイコスはプレーンだと少し物足りないですが、先味の鋭いフルーツの酸味とは非常に相性が良いですね!

オイコス 脂肪ゼロ ブルーベリー

オイコス 脂肪ゼロ ブルーベリー
内容量110g
原材料乳製品、ブルーベリー果肉、砂糖
増粘剤(加工でんぷん、増粘多糖類)
酸味料、香料
着色料(紅麹、クチナシ)
クエン酸カルシウム
エネルギー92kcal
タンパク質9.6g
脂質0g
炭水化物13.0g

ブルーベリーは想像よりもおだやかな味でした…
他のベリー系フレーバーよりも酸味が少なく、まろやかな仕上がりです。
ブルーベリーの味はしっかりと出ていますし、果肉もしっかりと入っています。(写真のスプーン上部の2つの丸いやつが果肉)
フルーツゴリ押しのフレーバーが苦手な人におすすめですね。

ただ。個人的に、定番フレーバーの中では最下位かも…
オイコスは、先味でミルクの濃縮された風味が広がりますが、脂肪が少ないため後を引かない味になっているのが特徴です。

口に入れる!濃い!甘酸っぱい!おわり!すっきり!

というはっきりした流れで味を感じられますが、ブルーベリーは完全に味が埋もれている感じ…
味の主張の強いフルーツの方が合っていると感じましたね。

【おすすめNo.1!】オイコス 脂肪ゼロ パッションフルーツ

オイコス 脂肪ゼロ
パッションフルーツ
内容量110g
原材料乳製品、砂糖
果汁(パッションフルーツ、レモン)
増粘剤(加工でんぷん、増粘多糖類)
酸味料、香料、クエン酸カルシウム
パプリカ色素
エネルギー92kcal
タンパク質9.6g
脂質0g
炭水化物12.9g

次はオイコスパッションフルーツ味!
パッションフルーツ食べたことない…って人も多いかと思いますが、こんなフルーツです。

グロい…
(写真はフリー素材)

僕も食べたことないので、少し不安だったのですが…

うまい!

黄色いソースが柑橘系の味を想像させましたが、風味としてはパイナップルベースに桃の風味がアクセントとして加わったような印象です!
初めて食べたけど美味しいですねコレ。

酸味がかなり強く出ていますが、フルーツの自然な酸味なので、発酵させすぎたヨーグルトのようにツンとくる嫌な酸味はありません。

色物系フルーツにありがちなクドさも皆無。
オイコスのヨーグルトベースに一番合っているフルーツですよ。うまいうまい。

今回のフレーバーの中では1番のおすすめです!

【おすすめNo.2】オイコス 脂肪ゼロ ラズベリー

オイコス 脂肪ゼロ ラズベリー
内容量110g
原材料乳製品、砂糖
ラズベリーピューレ
増粘剤(加工でんぷん、
増粘多糖類)、香料
酸味料、ベニコウジ色素
アントシアニン色素
クエン酸カルシウム
エネルギー92kcal
タンパク質9.6g
脂質0g
炭水化物12.9g

ラズベリー!
これも美味しかった!

甘味はパッションフルーツと同等、酸味はラズベリーの方がわずかにまろやかですね。
ブルーベリーやストロベリーと比べ、ラズベリー果実の風味がしっかりと出ているのが特徴です!
甘さ控えめでストロベリーよりも大人の味
オイコスの中でも高級感はナンバー1ですね。

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オイコス期間限定フレーバー試食レビュー

オイコス 脂肪ゼロ うめ(2017.3〜)

オイコス 脂肪ゼロ うめ
内容量110g
原材料乳製品、砂糖、うめ濃縮果汁
増粘剤(加工でんぷん、増粘多糖類)
酸味料、香料、クエン酸カルシウム
カロチン色素、カラメル色素
エネルギー87kcal
タンパク質9.6g
脂質0g
炭水化物11.6g

うめ…

オイコス うめ…

実は僕…うめが苦手なのです。
嫌いではないのですが、好んでは食べません…
あ、梅干しは嫌いです。

かなり不安だったのですが、季節限定ということで買ってみました!
季節限定ということは来年の春も発売されるのかな?

あああああああああ!!!!

酸っぱい!

うめの味がしっかり出ています (>×<)

もちろん梅干しの風味ではなく、フルーツとして梅の味がしっかり出ています(;*; )
国産の青梅を使用しており、オイコスフレーバーの中で酸味が1番強いですね(;*;)
ベースのヨーグルトの甘さでマスクされており、まろやかになっていますが、後味に鋭い酸味がくるのが特徴ですね(;*;)

うめのフレーバーが好きな人はかなり気にいるのではないでしょうか!
美味しいんですけど、僕には酸っぱいです(;*;)

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おわりに

『ヘルシーに、かつ贅沢に小腹を満たす』をとことん追求したのがオイコスです。

実際に食べてみると、濃厚な贅沢感に特化した他のギリシャヨーグルトとは、ターゲット市場が違うことがわかりますね。
より健康志向が強い人、特に脂質が気になるダイエッター筋トレ中の人のデザートに最適なヨーグルトと言えるでしょう。

パッションフルーツは僕のお気に入りヨーグルト1軍入りです!

ヘルシー&濃厚というワガママなヨーグルト、ぜひ1度食べてみてください!

*1:乳脂肪分0.?%の表示が見られる場合があるが、脂質0.5%以下の食品は脂肪ゼロと表示可。対して乳脂肪分は小数点以下も表示しないといけないので矛盾が生じる。