ヨーグルトメーカーで自作する濃厚ギリシャヨーグルトのレシピ

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ヨーグルトメーカーで自作ヨーグルトにチャレンジする人も増えていますが、ただなんとなくヨーグルトを作って終わりになっていませんか?

僕が愛用しているヨーグルトメーカーは、以下の記事でも紹介している『アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー IYM-012』なのですが、これは温度の調整幅も広く、何かと融通の利くヨーグルトメーカーです。

おすすめヨーグルトメーカー:コスパ最強のアイテムはこれだ!【アイリスオーヤマ IWM-012】

今回はこのヨーグルトメーカーで自作ギリシャヨーグルトにチャレンジしてみました!
ギリシャヨーグルトと言えば、水分(ホエイ)を除いて乳成分を濃縮した、濃厚な舌触りで人気の高級ヨーグルトです!
森永乳業のパルテノはギリシャヨーグルトの先駆けとして大人気ですね。

【濃密ギリシャヨーグルト】パルテノ全品を試食したのでプロが比較レビューしてみた

果たして自作のギリシャヨーグルトはどこまでパルテノに近づけるのか…
この4,000円の安物ヨーグルトメーカーがコスパ最強である理由を見せますよ!

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自作ギリシャヨーグルトの基本レシピ

そもそもギリシャヨーグルトって?

『ギリシャヨーグルト』はヨーグルトに含まれる水分(ホエイ)をゆっくりと抜き、乳成分を濃縮して作られたヨーグルトです。

とにかく固形分が高く、まるでクリームチーズのような濃厚な舌触りが特徴です!
ごほうびのデザートとしてはもちろん、トーストに塗ったり、サラダソースの材料に使ったり…
ヨーグルトのヘルシーさとクリームチーズの高級感、舌触りを兼ね備えた高級食材としても有能です。

それでは、ヨーグルトメーカーでギリシャヨーグルトを自作していきましょう!

ヨーグルトメーカーでギリシャヨーグルトを作ってみよう!

さて、冒頭に載せたレビュー記事では普通のプレーンヨーグルトを自作しました。
プレーンでは牛乳パックを流用して発酵させるだけですが、今回は付属器具を全て使用します!

 

まずは普通にプレーンヨーグルトを試作します。
今回は、レビュー記事と同じ『ダノンビオ 無糖』をスターターに使って自作しました。

 

ヨーグルトができたら、付属の透明容器に、穴の空いた水切りカップをセットします。
これにコーヒーなどで使うフィルターペーパーをセットするのですが、フィルターは別売りなので注意しましょう。コーヒー用のメジャーな商品ならなんでもOK!

 

セットできたら早速ヨーグルトを流し込んでいきましょう!
水切りカップに入れられる量はギリギリ300mLというところ。
入れた瞬間からヨーグルトが濾過されホエイが出てきますが、ポタ…ポタ…とかなりマイペースの様子。

 

ラチがあかないのでラップをして冷蔵庫に入れておきましょう!
3時間程度入れておけば良い感じに冷えますし、ホエイもほとんど抜けてしまいます。
濾過時間が長いほど硬く濃厚になりますが、長時間放置による雑菌汚染に注意!!(後述)

さて、3時間後のヨーグルトは…

完璧やん?

ホエイが200mLほど抜けたでしょうか。
300mLから100mLになったとすると、乳固形分が約3倍濃縮されています。

水分が抜け、スプーンにもかなり重みを感じますよ!
早速食べて…いく前に、ギリシャヨーグルトを自作する上での注意点を簡単にまとめておきます。

 

ギリシャヨーグルト自作の注意点

ギリシャヨーグルトは、ホエイを切るのに3時間以上かかります。
冷蔵庫に入れておけば良いので、そこまで手間はかかりませんが、気をつけたいのが食中毒!
元々ヨーグルトメーカーは空中の浮遊菌を巻き込みやすいですし、栄養満点の牛乳は微生物が増殖しやすい環境です。

注意点として、

  1. 牛乳は種菌を入れる前に密閉したまま温め、すぐに乳酸菌が増えられる温度でスタートする。
  2. ヨーグルトができたら手早くフィルターにセットして、冷蔵庫に入れる。
  3. 器具は使う前に熱水をかけて殺菌しておく。

を忘れないようにしましょう!
自作ヨーグルトは常にリスクを伴うということを忘れずに!

ヨーグルトメーカーを扱う上での注意点や、家庭のための食中毒に関する基礎知識は以下の記事で解説しています。是非一度ご覧ください。

 

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実食!自作ギリシャヨーグルト VS パルテノ!

まるでクリームチーズ?アイスクリーム?かのような『形』を感じます。
リッチな感じですが、元々はヨーグルトの中でもトロトロのダノンビオですからね。
ヨーグルトメーカーでギリシャヨーグルト化するとここまで変わります。

さて、普通に食べるだけだと面白くないので…

パルテノ期間限定のパッションフルーツ味!
のソースを抜いちゃってプレーンのギリシャヨーグルト同士で比較してみましょう!

 

見た目は五分!?
いや、自作ヨーグルトの方が硬さがあるのでは…?

実際に食べてみると、ダノンビオから自作したギリシャヨーグルトは、ほぼクリームチーズでした…!
ただし、クリームチーズよりクセが少なくてさっぱりしています。

パルテノの方がなめらかさは上ですが、濃厚さは自作の勝ち!!
ただ、固形分が高いせいか、少しザラつきを感じました。
濃厚感や硬さ、重さはホエイを抜く量によって変わるので、濾過時間を変えて好みの味を追求しましょう!

ダノンビオは元々クセのないプレーンヨーグルトですし、脂肪が大幅にカットされたヘルシーなクリームチーズというイメージで、いろんな食材に使えそう!サラダに使いたいな!

せっかくなのでパッションフルーツのソースをかけてみました。

もうどっちもうめぇ

『うめぇうめぇ』と言いながら完食しました。
食べ応えがあるので、この2つでもう満腹…。

これはオマケなんですが、濾過したホエイにはちみつを入れて飲んでみました。名付けてはちみつホエイドリンクですね!

ホエイをそのまま飲んでみると、少し香りに特徴あるレモン水の感覚で飲めます。そこまでヨーグルトの香りは主張しません。
ただ、後に残る独特の風味が少し気になったので、ハチミツと混ぜてみると…スッキリおいしいヘルシーなジュースが出来上がりました!
センスあったな(^p^)

みるおか
自作でここまでギリシャヨーグルトを再現できるとは!
というかパルテノ超え!?
残ったホエイも栄養満点!おだやかな酸味でハチミツとの相性バツグンですよ

 

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おわりに

自作ギリシャヨーグルト良いですよ!

いろんなヨーグルトで、いろんな硬さのギリシャヨーグルトが作れます。スターターに使う種菌やヨーグルトによって味も変わります。

一見かんたんな自作ギリシャヨーグルトですが、ヨーグルトの種類・濾過時間・酸度・牛乳…奥が深いですよ!
自分でアレンジできるギリシャヨーグルト…
是非ヨーグルトメーカーでチャレンジしてみてください!