どうも、カルピスジャンキーです。
水道から水、お湯、カルピス（原液）が出れば良いと思っています。
さて、カルピスといえば嗜好性乳酸菌飲料の代表製品です。子供も大好き！
フルーツフレーバーや濃厚なプレミアムカルピスなど、デザート的に飲む『ジュース』のイメージが強いですよね。
しかし、以前レビューしたカラダカルピスは、カロリーゼロに加えて体脂肪減の効果がある乳酸菌を使用していることで話題になりました。
美味しいのにヘルシーなカルピスとして人気です！
【カラダカルピス】乳酸菌と体脂肪減のメカニズムと注意点をまとめてみた【乳酸菌CP1563】
そしてなんと、カラダカルピスの発売から間も空けず、今度はカルピス味のミネラルウォーターが発売されました！
アサヒ おいしい水プラス カルピスの乳酸菌
アサヒ飲料の人気ミネラルウォーター『おいしい水』の新フレーバー『おいしい水プラス』としてカルピス風味が採用されたのです。
カルピスジャンキーとしては見逃せず、早速飲んでみたのですが、果たして…
この記事では『おいしい水プラス カルピスの乳酸菌』の成分や製法、関連特許など基本情報をまとめつつ、その味をしっかりとレビューしていきます。
人気ブランド『カルピス』が攻勢をかける飲料業界話題の新製品！
興味のある方は参考にしてください！
おいしい水プラス カルピスの乳酸菌について
基本情報（成分と原材料など）
| おいしい水プラス カルピスの乳酸菌入り | |
| 内容量 | 600mL |
| エネルギー | 29kcal |
| タンパク質 | 0 |
| 脂質 | 0 |
| 炭水化物 | 7.2g |
| 原材料 | ナチュラルミネラルウォーター 果糖ブドウ糖液糖、砂糖 ミルクオリゴ糖、食塩 乳酸菌飲料、香料、酸味料 安定剤（大豆多糖類） 塩化Mg |
おいしい水シリーズを始め、ミネラルウォーターは法律上はジュースと同じ『清涼飲料水』に属しますが、質や採水地によって大きく４つにカテゴライズされます。
まずは『ボトルドウォーター』です。普通の蒸留水や水道水などを示します。
『ナチュラルウォーター』は、飲用できる水質の地下水を利用し、加熱殺菌や濾過など、最低限の加工で飲用水としたものです。
『ミネラルウォーター』も自然の水源由来ですが、ミネラルを添加するなどの加工を経ているものです。
最後に、このカルピスプラスに用いられているのが『ナチュラルミネラルウォーター』です。
これは上記のナチュラルウォーターとミネラルウォーターの性質を併せ持った水で、地下水をそのまま利用しており、かつ元からミネラルを十分に含んでいるものです。
このナチュラルミネラルウォーターを甘さ調整し、最後に乳酸菌飲料…そう、カルピスのアレを加えたものがおいしい水プラスなのです。
どうやって作ってるの？：おいしい水プラスの特許とは
公式サイト：おいしい水プラス | おいしい水 | アサヒ飲料
みんな大好きカルピスは、牛乳を特定の乳酸菌と酵母で発酵させたものです。
発酵の工程は2段階に分かれ、最初が乳酸菌メインの1次発酵です。
この時点では酸味がメインに生じ、カルピスの元である『カルピス酸乳』になります。
カルピス酸乳を酵母メインで2次発酵させたのがカルピス！
酵母が生産する香気性物質により、あの独特の風味ができます。
おいしい水プラスには、1次発酵後のカルピス酸乳が添加されています。
特許出願中の『クリアウォーター製法』という工程で透明化に成功しているとのことですが、特許検索してみると『酸性乳含有高清澄飲料の製造方法および酸性乳の高清澄化方法（6105790）』が引っかかりました！
この請求項を読み解いてみると、
- pH3.5以下の乳たんぱくを含む酸性乳を調整
- 95〜130℃の間で殺菌
- 2分以内に55℃まで急速冷却
という工程が確認できます。
カルピスは乳たんぱくが溶けずに浮いている*1ために白濁色を呈していますが、殺菌、冷却条件を調整することで、たんぱく質の分散状態を改善し、清澄度を上げることに成功したとのことです。
このため、ミネラルウォーターに添加しても濁らないカルピス酸乳が完成したわけですな！
ただのミネラルウォーターといっても、様々な工夫が施されていますね！
参考：特許6105790 | 知財ポータル「IP Force」
おいしい水プラスを飲んでみよう！
と、まぁ…肝心の味なんですけど…
めっちゃうまい！！
ヨーグリーナに似ているとの声もありますが、味的にはもっとカルピスなので、カルピスジャンキーにはたまらないですね！
カルピスが足りていない人は普通のカルピスを。
ヘルシーにカルピスを摂取したい人はカロリーゼロのカラダカルピスを。
そしてスッキリとお水のようにカルピスを摂取したい人はおいしい水プラス・カルピスの乳酸菌入りを。
デザート、ヘルシー、ミネラルウォーターとカルピスが一気に3ジャンルに展開したことにより、ほぼ全ての食シーンでカルピスを摂取することが可能になりました！
おいしい水とカルピスのコラボ、とても飲みやすいので是非一度試してみてください！
おわりに
カルピスプリキー
カルピスおいしいプー
*1:コロイドと呼ぶ
